施工後のお手入れ方法
浴室を長く使用するために
せっかく浴室をリフォームしたのですから「できるだけ長くきれいに使っていきたい」とお考えになるのは当然のことです。
適切なお手入れをしなければ、せっかくリフォームした浴室がたちまち劣化してしまうこともありますので、できるだけ長くお使いいただくためにも、以下のポイントに注意しながらお手入れをしてください。
12のポイント
- 硬いものが強く当たったり、重量物が落下したりすると、キズや破損が生じる原因になります。
- 強酸や強アルカリの洗剤、シンナーなどの溶剤、薬剤を浴室内で使わないようにしましょう。
- マニキュアや毛染め液、ベンジンなどの液体が付着すると、バスタブや浴室内の変色の原因になります。
- たわしや紙やすり、クレンザーやケンマロン(不職布研磨材)でこすると、表面のキズの原因になります。
- 硫黄(いおう)成分を含む入浴剤は、バスタブの変色を引き起こす恐れがあります。可能な限りご使用をお控えください。
- 入浴剤を使用している場合、過度の追い焚きにより配管の内部に入浴剤の成分が付着する恐れがあります。
- 24時間風呂のように、バスタブにお湯を貯めっぱなしにすると、塗膜の損傷や膨張する原因になります。お湯は1日に1回、必ず抜くようにしましょう。
- 塗膜のリフォーム後から約1週間は、使用後にお湯を必ず抜き、柔らかいタオルで水分を拭き取りましょう。
- 洗剤を用いたお手入れは、塗膜のリフォームから2週目以降から行い、中性表示のある家庭用洗剤を使用しましょう。スポンジは研磨材を含まず、柔らかいものをご用意ください。
- ご使用方法はリフォーム前とほとんど変わりません。
- 塗膜が最終的な強度を保つには、数日以上の時間が必要です。
- はじめてのお手入れは、キズや破損に注意して行いましょう。